【教室の活動 24年6月】グレイトマウンテンズ(東京都・門前仲町駅近辺)

こんにちは。
グレイトマウンテンズ」を主宰している、まっちです。

私たちは月1回、江東区の門前仲町で、小学生を対象としたアートワークセラピー教室を開催しています。
今回は「グレイトマウンテンズ」の6月のセッションの様子をお伝えします。。

 

2024年6月の活動

この日は朝から大雨の日曜日。
道路にはたくさんの水たまりができてあいにくのお天気でしたが、ドアの開く時間前からみなさんが濡れた傘を片手にドアの前に来てくださっていて、元気そうなみなさんの笑顔に会えてとても嬉しく気持ちの良いスタートでした。

またこの日は同じ時間に別のお部屋で親クラスもあり、お母さんたちも「ここからは私の時間ね」という感じで、「またね」と挨拶を交わして親子がそれぞれの部屋に入りました。

会場のある門前仲町は歴史的な建物や寺社も多いところで、いつもならお隣の神社で朝から骨董市をやっていて賑やかな場所なのですが、今回は雨のせいか周囲がなんとなく静かでした。しっとりとした空気の中、まずはゆっくりと荷物を置いて準備をして、少しずつじぶんをその場に慣らしながらはじめていきました。

今回のウォーミングアップは、逆さまにしたプラスチックのコップや紙コップに、大小のビー玉を入れて床を滑らせる遊びです。カップには色を塗ったり絵を描いたりしてアートすることもOKです。

会場の部屋はとても広いフローリングのホール。
縦横無尽にカップを滑らせるかな?と思いきや、子どもたちはビー玉にすごく興味を持ったようで、珍しい大きなビー玉を自分用に確保したり、カップの中でガチャガチャと音を立てたりして、まずはビー玉と触れ合っていました。
そして、「こんなふうにやるといいよ」というセラピストの説明をよそに、思い思いに大小のビー玉の組み合わせを試したり、いろんなカップに入れ替えてみたりしていました。

じぶんでどんなふうにやるかを考えるほうがもっと楽しい”、そんなことを子どもたちはこれまでの経験から知っているようです。
ただ言われる通りやるのではなく、じぶんで工夫してやりたいことをして楽しさを創造する、そういう自由さやのびのびしたところがこのクラスの魅力の一つです。

そのうちに、カップをうまく滑らせることより、パッとカップから飛び出してあちこちに散らばってゆくビー玉を「あーああ!!」と慌てふためきながら拾い集める大人たちの反応を子どもたちは大いに楽しんでいるようでした。(笑)

ウォーミングアップで遊び少し心がほぐれた後は、いつもはアートをするための導入に絵本を読むことが多いのですが、今回はセラピストの描いたイラストを使いました。
そこにはいろんな「穴」のあいたものが描かれています。最初その「穴」の部分以外は紙でカバーしてあり、子どもたちが「穴」だけ見て何の穴か当てていくというもの。クイズはやはり楽しく、

「この穴、なーんだ?」とセラピストが質問すると
「ドーナツ!れんこん!!うきわー!!!次は次は?!」
と待ちきれないとばかりにページをどんどんめくりあげヒートアップしていきました。
10枚ほどのイラストを見るのがあっという間です。はじめの静けさとはうって変わって、元気な子どもたちの声がとなりの神社のほうまで響いているようでした。中には「こんな穴もあったか?!」という意外な穴もあって盛り上がりました。

メインのワークでは、“何でもないただの「穴」、このままだと捨てられてしまうダンボールの「穴」”を捨てられないようにみんなのアートの力で助けるというもの。
大中小のダンボール板に大きな穴があいていて、使いたいサイズをそれぞれ選んで使います。一つじゃなく複数使ってもOKです。
ダンボール板にあいた穴を頭にのせてみたり、穴から顔をのぞかせてみたり、そんなふうに素材と触れ合ううちにイメージがわいてきます。

穴のところに布を貼ったり、穴の外のふちを飾りつけたりしている子、また別の子は、穴あきダンボールをいくつか組み合わせてお家を作って、お家が快適になりそうな素材を色々とお家に入れていました。
また別の子は、穴に薄い紙を貼ってそこを思いっきりパンチして再び穴を開けるという遊びや、ダンボール同士を突き合わせて床に立ててビー玉をあてて崩していく遊びをしていました。
穴を活用した思い思いの表現を楽しんだことで、捨てられそうだった穴のダンボールが、アートの力で素敵な活躍の場をみつけていました。

出来上がった子どもたちのアートを見ると、正解のないアート、その時にそのひとの中から生まれたアートは、ありのままを受けとめることでいつも何かを語りかけてくれるなと感じます。
アートから伝わってくる何かが気持ちのよいフィーリングや沸いてくる感動になり、毎回毎回の新鮮なアートとの出会いがあります。

その子らしいと感じたところや素敵だと感じたところ、興味を持ったところ、聞いてみたいところや感動したところ、アート作品から受け取った様々なことを言葉にして伝えると、みんな照れくさそうで嬉しそうです。
そうして彼らも何かを受け取っていて、特別な承認の時間なります。

この日はお迎えにきたお母さんたちもアートをしてきたので、子どもたちとお互いに作品を見せ合いっこして「わーいいね!」と会話を交わしていました。
親子が互いに承認しあっている様子はとても幸せで微笑ましく感じます。

アートを通してお互いを知り、理解を深めて認め合っていくことにつながる、素敵な時間です。
こんな親子がたくさんいたら、どんなにか幸せな世の中になるかなといつも想像します。

そんな素敵な時間を紡いできたグレイトマウンテンズは、今年で12年目となりました。

これまでたくさんの親子に出会い、アートで一緒の時を過ごして、その人らしさ、その人の輝きによりそってきました。
小学生クラスですが年に数回の親クラス(自由参加)もあります。

現在参加者を募集中です。ご興味のある方はぜひお気軽に体験にいらしてくださいね。

グレイトマウンテンズの
詳細はこちらから

 

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