【ほっこりあーとのとのと】能登支援活動報告(Vol.8:2024年6月)

6月2回目の派遣は2カ所の施設の子どもたちにアートセラピーをお届けしました。

1日目は能登島の子どもたちへ。
2日目は七尾市内のフリースクールへ。

震災直後に比べ、被災地の皆さんの生活は守られてきているものの、場所によっては水が出ない、下水が整っていない、地面が広範囲で落ちてしまい立ち入り禁止になっている・・等、現状を受け入れながら生活をしている現実を目の当たりにします。
これは現地に行かないとわからないこと。
現地入りした私たちが伝えていかないといけないことだと感じています。

そしてもう一つ、現地だからこそ感じられること。

それは、「子どもたちのパワー!

 

1日目 :能登島の4~5歳のみんなとアートワーク

今回はご縁をいただき、初めての施設でアーワークセラピーを提供させていただきました。
とっても大きなホールには大きな窓があり、そこから見える広い園庭の先には海が広がっています。

ホールに入るなり、
「アートワークって何?」
「何するの?」

と挨拶よりも前に疑問を発する子どもたち。

なんだかわからなくても、とても嬉しそうな笑顔が印象的です。
大きな声での自己紹介に、ホール中は元気いっぱいの空気に包まれました。

そして絵本を読みながら少しずつイメージの世界へ。
色とりどりの素材が目の前に広がれば、一瞬で大盛り上がり。
「やりたい!!遊びたい!」という気持ちのままに身体が動き、イメージはさらにぐんぐん広がっていきます。

水を含ませると色も感触も変わることに気付いた子はそこからたくさんの作品が生まれていきました。

舞い上がらせるとヒラヒラ落ちてくる様子がきれいなことに気が付いた子は、何度も何度も天に向けて舞い上げ、ホールいっぱいに彩りを広げていました。

野球が好きな子はお花紙でキャッチボール、サッカーが好きな子は足を使ってお花紙を集めます。

子どもたちの中にある大きなエネルギーが炸裂した時間となりました。

 

2日目:七尾市内フリースクール

こちらでのワークは今回で4回目。
毎回、皆さんの豊かな表現に感動します。

今回のテーマは~変身~

名スタイリストMちゃんの手によって次々と世界が変化していきました。
そしてはじまった「戴冠式」
音楽をかけ、レッドカーペットを敷き、冠のクッションもつくり…とあっというまに厳かな舞台の出来上がり。

隣ではポンポンやキラキラテープを投げて遊んでいるKくん。
その表現もまた、この舞台に彩りを与えています。

能登島の山からいただいた植物たちもいい感じです。

自分がやってみたいな、ということをやりつくすと、こんな物語が生まれてくるんだ!こんな世界が広がるんだ!
そんなことをみんな一体となって感じた時間となりました。

 

8回目の派遣を終えて

被災の支援として様々な形があります。
傾聴、がれきの撤去・・
大人はこれからのことを考えていかなければなりません。

でも、子どもたちには今、やりたいことがたくさんあります。
子どもたちは「今」を生きています。

だからこそ私たちは、子どもが存分に「今」を楽しむことができるアートワークの場を作っています。

子ども未来研究所としての根本的なあり方を、あらためて感じました。 

是非子ども未来のこの活動に賛同してくださる方、能登への派遣には資金が必要です。
是非募金をよろしくお願い致します。

 

活動報告


こちらの活動は4月9日にベネッセこども基金様と日本財団様からの助成金の活動対象事業となりました。

応援してくださっている皆様からいただきました募金で出発させて頂き、その後助成金が振り込まれ、現在はそちらで対応させていただいております。
皆様からいただきました募金は今後助成金額ではまかないきれない、部分もありますので、そちらへ再び活用させて頂きます。

これからも引き続き見守って頂けたらと思います。
初動をいち早く安心して行動できましたのも、皆様から募金があってこそです。ありがとうございます。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう