子どもの自尊感情を育てるために

子育てのキーワードとしてよく耳にする「自尊感情

子どもの自尊感情を育むことで、どんなメリットがあるのか?
また、自尊感情を高めるにはどのような方法があるのか?

子ども未来研究所では、様々な活動から得た経験を親御様・育児関係者の方にお伝えしています。

自尊感情を育てる 子ども未来研究所のカリキュラム

子育てに役立つ 『大人の教室』

子育ては自分育て。お母さんやお父さんが、自分を成長させながら子育てをするための『大人の教室』です。
 
子どもの自尊感情を育てるには、そのための環境が大切です。
その環境をつくりだし、自分を認め、自分を大好きな子どもを育てるための、「問いかけ力」「承認力」「決断力」「イメージを描く力」の4つのチカラを学んでいく、全5回の講座です。 また毎回それぞれのチカラを体験できる簡単なアートTIMEをアートワークセラピストと体験します。
 
※オンラインでの講座となるため、どのテーマからでも参加いただくことが可能です。

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親子の実践アートワーク 『あそびの宝箱』

自尊感情とは、「自分を尊重し、自分には存在する価値がある」と思える感覚のことです。そのためには、親子の信頼関係を築いていくことが大切です。
「あそびの宝箱」では『大人の教室』で学ぶ4つのチカラを毎回のアートキットを使って、9歳までのお子様をお持ちの、親子で楽しく体験出来ます。親子共に自尊感情を育てるポイントを体験的に学ぶことのできる通信講座です。
作品やそこで交わされた親子の関わりについてLINEで相談できるのもこの講座の特徴の一つです。
【まなび】のための親向けガイドブックと、学んだことをすぐに実践できる、親子の【あそび】のアートワークキットがセットになっています。

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自尊感情っていったい何?

「自尊感情」、あまり聞き慣れない言葉かもしれません。
字面を見ればだいたいの意味は想像できるけど、「そもそも自尊感情って何?」と思った人も多いかもしれません。

似た言葉に「自尊心」、「自己効力感「自己肯定感」というのもありますが、ざっくりと同じような意味で使われます。
英語の場合、すべて「self-esteem(セルフ・エスティーム)」と表現されます。

わかりやすく、要約すると、良いところもそうではないところも含めて、ありのままの自分のことを好き、大切に思える気持ちのこととして使われます。

 

子どもの自尊感情は高い?低いとどうなる?

子どもは、自己肯定感を自分ひとりで身に付けていくことはできません。
乳幼児期に、無条件に愛されて受け入れられる体験を通して自尊感情が芽生え、その後生涯にわたってさまざまな経験や人間関係の中で育まれていきます。
自尊感情は、子どもの成長や人格形成にとても重要な感情です。

例えば自尊感情が低い子どもは、「自分にはできない」と感じることが多く、何事にもがんばるエネルギーが不足してしまう傾向があります。そのため、すぐに物事を諦めてしまったり、挑戦することをしなくなってしまうことで、ますます自尊感情が低くなってしまいます。

一方、自尊感情が高い子どもは、「自分はできる」と感じていることが多く、様々なことに挑戦をし、失敗をしても諦めず、工夫をして乗り越えていくパワーがあります。
さらにそのような何かを乗り越えた経験を通して、より自尊感情を高めていきます。

 

子ども未来研究所が大切にしていること

個性を輝かせること
最近では「自分らしくいる。」とか「自分らしくありたい。」などとよく耳にします。
では、「自分らしさってなんですか?」と聞かれてすぐ答えることのできる人はなかなかいません。
子どもには、電車が好きな子、虫が好きな子、他にも走るのが好きな子がいれば、お花が好きな子もいるように、自分らしいとは「これが好き」という事が積み重ねられて、最終的に私はこんな自分で居るのが好きだ。というのが自分らしさだと考えています。
だからこそ、子どもたちには、こうしていなさいという指示的なことはいいません。
「どうしていたいのか?」「どうやってみたいのか?」「何が好きなのか?」「どうしていたら嬉しいのか?」「何が嫌なのか?」など、常に子どもたちに問いかけ考えさせることで「自分らしさ」を輝かせるサポートをしています。

◆ 承認すること

子どもの健やかな成長に必要な自己肯定感を感じられるには、どうすればいいのでしょうか。
子ども未来では、子ども自身がやってみたこと、考えたこと、思っていることやその表現が認められることを大切にしています。

もし、子どもたちがすることが上手くいかなかったとしても、そのプロセスを大人に見守られ受け止められ、やりたいことをやる機会を与えられる環境が必要です。
そこでは自分を信じ自分を認める力が養われます。

そして、上手いか下手かではなく、あなたにとってそれはどう感じられるのかという事に焦点をあてた関わりをしています。

 

関わりの中で特に大切にしているのは、「あなたがここにいてくれることが嬉しい」という気持ちを伝えることです。それを「承認」と呼んでいます。「承認」は、教室や様々な活動にとって大切で必要な時間です。

 

◆ ワクワクする場を提供すること

遊びの中に学びがある。だからこそ、子どもたちがワクワクし自発的に遊ぶことができる場つくりを心がけています。

そのためには、その場を創る大人の私たち自身がワクワクしていることが大切です。

一緒に思い切りアートして、笑ったり、時に叫んだり、いろんな自分と出会って表現して子どもたちと共に味わう体験を提供しています。

 

◆ 五感で感じること

五感を刺激するような素材で楽しく遊んでいるうちに、自分の表現が自然とできていくことで育つものが沢山あると考えています。

自分が好きな感覚、嫌いな感覚、感覚から沸き起こる感情、そういう感覚を通して自分を理解していきます。また感覚は自分と自分以外を繋ぐ大切なものです。
五感で感じることを繰り返すことで安心して成長をしていけるようになります。

 

参考情報

大人の教室①  「問いかけ」3分動画 (2021年11月17日)

 

子育てに役立つ 『大人の教室』

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親子の実践アートワーク 『あそびの宝箱』

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