子ども未来通信第八号 モーリーの森

子どもたちひとり一人が、自分を認めて、お互いを認め合う世の中を創り出すこと
子ども未来通信は、子ども未来の活動内容やアートワークセラピストの視点から語る子どもたちの様子や心の成長などをコラムを通して皆様にお届けしていきます。

ーMENU-
1:コラム モーリーの森
2:現在募集中の講座や教室情報
3:次回のお知らせ

私の娘、まるちゃん 現在 6歳なのですが
(ちびまる子ちゃんのような髪型なので「まるちゃん」とここで仮名しております)

紙コップで1ヶ月前から
何やら黙々と作ってます。

小さいサイズの紙コップと
それより大きいサイズの紙コップ

持ち手を付けて何かの入れ物のようです。

まるちゃん:「ママ見て~」

私:「わぁ  自分で考えたん?すごいなぁ」と
用事をしながら
うわのそらでまるちゃんの話を聴きながしていた私。

このコップにえをかいて
おかしのいれものをつくって
ハロウィンでおともだちとハロウィンのふくきて
こうえんでおかしのこうかんしたい
マスクもハロウィンのマスクやで

ある日、まるちゃんの友達のママから
「子どもから聞いたんやけど公園でハロウィンのなにかあるの??」とか

他のママからは
「子どもがマクド持参って言ってるねんけど」とか
LINEが来て。

「・・・???」

そういえば・・・   とまるちゃんがやりたいと言っていたひとつひとつを
思い返していきました。

保育園でまるちゃんはハロウィンでやりたいことを
友達に話していたようで。

改めてまるちゃんにたずねると
友達のママにいついつどこそこへ来てほしいことを伝えてほしいと
言われました。

アートセラピーの場づくりをしている私(モーリー)としては

気になる点が2つ浮かんできて

仮装は強制なのだろうか? アートはしないといけないのかな?

その質問にまるちゃんは

仮装はやりたい子はして
やりたくない子はしなくていい

アートも作りたい子は作り
作りたくなければ
自分(まるちゃん)が作ったものを使ってもOK

使わなくてもOKなのだそうです。

でもできれば一緒にやりたいそうで。

まるちゃんがやりたいことは
私の解釈ですが

友達と一緒にアートして  わかちあって
楽しんでもらいたい 一緒に楽しみたい 

そういう場をつくりたいという
まるちゃんのビジョンなのかなと

私なりの解釈でイメージしたときに
子ども達の楽しそうにしている顔が思い浮かびました。

まるちゃんの思い描いたすてきなビジョンに
私もいつの間にか巻き込まれ

親として?
アートセラピストとして?
大人として?

自分の立場を色々考えはじめ

あれこれ口出ししたくなる~~
けど
いや口だししすぎたらだめか
どこまでサポートしようか

とかとかとか。

私が屋外でアートをするときには
できるかぎり自然にふれる機会をつくり、自然が画材となるよう
家から画材を持っていきすぎないようにとか
私の意図や配慮(おせっかい)が頭をよぎるわけです。

そうすると
まるちゃんの場ではなくなるな~

よっぽどの危険なことにだけ口出ししようか  など。

葛藤しつつ

結局 最終的に腑に落ちたのは

わたしはその子らしさに寄り添いたい  なのでした。

でも

口出ししちゃうのかしら(笑)

「まるちゃんの公園でハロウィン」(勝手に仮名称している)

どうなることやら。

次回モーリーの森で またお聴きください。

written by アートワークセラピスト モーリー(桝岡未佳)
主宰教室
モーリーキッズわくわく冒険隊


現在募集中の講座や教室情報

子ども未来では、クラスの他にも、いろんな講座があります。

11月7日 まだまだ募集中です!
・ワンデイグロース

子どものクラスはアートを通して、その子らしさに出逢う事ができます。
各教室素敵なセラピストがいますよ!
全国のアートワークセラピー教室

あそびの宝箱は、ご自宅でその子らしさを花開かせることができます。
月刊あそびの宝箱 11
月号募集中!

大人の教室も、私らしい子どもとの関わり方を見つめ直すきっかけになります。
すべて、自分を生きる事に繋がる講座です。

自尊感情を育てる4つのチカラー子どもに関わる大人の教室ー

次回のお知らせ

次回はちゃいの子育ても楽しくアハハとセラピストマインドがきらりと光る
「アートワークセラピストのアハハコラム」1日頃です。
お楽しみに!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう