【教室の活動】アートの輝き まんぷくSUN(埼玉県・朝霞市)

こんにちは。
埼玉県朝霞市で活動している『まんぷくSUN』のアートワークセラピストの三宅真理子です。

まんぷくSUN』、朝霞市にある自然豊かな朝霞の森で月1回日曜日に開催している小学生を対象にした野外で行うアートワークセラピー教室です。

「あなたもわたしも太陽のようにSUN SUNと輝くと、こころもからだもまんぷくに!」を教室のビジョンとして、参加するみんなが安心で安全な場所を自ら作り出し、やってみたい!おもしろそう!を思いっきり自由に表現することを大切にしています。朝霞の森の自然の恵みは子どもたちの自由な表現をさらに引き出してくれ、創造力、可能性、自主性を育て、「夢をかなえる力」を成長させていきます。
私たちの活動を大きく包みこんでくれる朝霞の森で、太陽のようにSUNSUNと輝く元気な子どもたちと毎月楽しくアートをしています。

 

まんぷくSUNの2023年のテーマは「ときめきジャーニー」

まんぷくSUNの2023年のテーマは「ときめきジャーニー」です。コロナ禍もようやく収束が見え始め、自由にお出かけしたり旅行に行くことのできる世の中が戻りつつあります。まんぷくSUNでも旅にでるようなワクワクドキドキの気持ちをたくさん味わい、自分自身がときめくものをたくさん見つけ味わい大切にしながら新しい自分に出会っていく1年にしたいと思っています。

そんな2023年の4月〜6月のワークを今回はご紹介します。

 

4月アートワークは「はじまりの道」

4月のアートワークは、森に隠された「はじまりの箱」を探すところからスタート。はじまりの箱にはみんなのワクワクがどんどん湧き出るワクワクの道具が入っています。大きな紙にアクリル絵の具とワクワクの道具「ローラー」を使って、自分の好きな色をつけていくところからアートワークが始まりました。

走ってなが〜い線を描いたり、自分の手形足形をつけてみたり、みんなのワクワクややってみたい!がどんどん溢れ、大きなカラフルなアートが出来上がると、不思議な巻物が届きました。自分のワクワクする色や形を描いていくと、ワクワクの道ができる不思議な紙です。どんな道ができるかな?色や形の描き方も様々です。全身で筆を振って色を飛び散らせたり、カラフルな長い線を何本も描いてみたり、すごい集中力で小さな文字をたくさん書いている子も。同じ素材を使っても、こんなにも表現の仕方が違うことに毎回驚かされます。全身で夢中で楽しむ子どもたちの姿をみて、好きを思いっきり表現することの大切さや楽しさを改めて教えてもらいました。まんぷくSUNの1年がとっても楽しみな2023年の始まりのワークとなりました。

 

5月アートワークは「大好きコレクター」

世界には自分の好きなもの興味のある様々なものを集めて、箱に入れたり飾ったりしているコレクターと呼ばれる人たちがいます。5月のワークは、世界中の大好きを集めている大好きコレクター博士からのプレゼント「大好きコレクターバッグ」を持って、朝霞の森へ大好きを探しに出かけました。

どんなものが見つかるかな?自分はどんなものが好きなんだろう?そんなことを考えながら、朝霞の森の果樹園にみんな釘付け。この時期ならではの食べられる美しい実がたくさんありました。目で見て、触って、匂いを嗅いで、味わって。五感をたくさん使って、自分の大好きを探しました。濃い色の方が甘いよ。こっちの実の方が私は好きだな。お家の人にもプレゼントするために持って帰ろう。そんな声も飛び交います。森で見つけた自分の大好きを詰め込んで、大好きコレクションボックスをアートしていきました。大切なものを入れても濡れない完全防水仕様のボックス、非常時にもばっちりな非常食が入っていたり、何を入れるかこれから考えるという子も。何を入れるか考えるだけでもワクワクします。みんなの大好きが詰まった、自分だけの大切な大好きボックスが出来上がりました。

 

6月アートワークは「ヘンテコ生物現る!?」

6月は、触っているだけでひんやり気持ちいいスライムのワークです。感触をたくさん味わい、形や色が次々に変化していくことを楽しんでいきます。長く伸びたり、置いておくと形が変わったり、素材や色の配分を変えると全く違うものに変化していったり、まるで生きているよう。

地球にはまだ見つかっていない生物が80%もいるとも言われています。未知のヘンテコ生物を探している研究者たちがたくさんいるなか、とあるヘンテコ生物研究所がついに「ヘンテコ生物が生み出せる液体」の開発に成功したとかしてないとか。まだ試作段階のため、生物以外も生まれてしまうかも!?みんなでどんなものが生まれるか試しながら、ヘンテコ液体を混ぜ合わせていきました。液体を混ぜ合わせる配合を変えたり、色んな色を混ぜ合わせたり、何度も試してみます。たくさん目玉がついた謎の生物や、爽やかな色から宇宙のような神秘的な色のものも生まれました。暗いところで光るパンパンに詰まったお弁当もできました。まだ誰も知らない未知のものに出会っていくことは、ドキドキとともにこんなにも心がワクワクするんだと子どもたちのアートから気付かされました。

 

4月に子どもたちがこれから始まるワクワクの道を描き、その道を歩き出して自分の大好きを探しに出かけ、そして旅の途中に未知のものにも遭遇しました。

まんぷくSUNのアートの旅はまだ始まったばかり。来月はどんなアートや子どもたちに出会うことができるだろうか。今からとっても楽しみです。

まんぷくSUNのワークの後の挨拶は、いつも子どもたちがアイデアを出してくれます。
この日の終わりの挨拶は「ありがとうございました。まんぷく最高ー!」

 

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