【教室の活動】おたもあ商店ぷち

みなさまこんにちは。おたもあ商店ぷちの主宰をしているちゃいです!

おたもあ商店ぷちは、1歳半くらいから3歳くらいまでの子どもとママやパパが参加、月に一回木曜日の午前中にアートセラピーに基づいたアートワークをおこなっています。

 

2024年4月・5月の活動

4月5月はちょっと面白い試みをしました。同じ絵本を読んで、ウォーミングアップまでは全く同じで進める。
幼児期に大切にしたいことの一つに繰り返しの遊びという物があります。
絵本や遊びも同じで、何度やっても良いなと私は考えています。

子どもたちの中に、知らない事へのサプライズのワクワク感というものもあれば、知っている物への「ほらね!やっぱりね!のワクワク感」というものもあるなと、私は考えています。

特に、新しい物や場所への抵抗を感じやすいお子さんが居るときはあえてこのアプローチを取り入れています。
次の回に使う予定の画材を予告的に忍ばせておいて様子をみたり、次にメインで使うお道具を補助的に入れて慣れてもらったり、そのような配慮をして居ます。
継続してやるからこそできる、安定した心を育てる大切なアプローチの一つです。

というまえおきのもと、5月は4月と同じ白いクレヨンからの導入でした。

知ってる絵本に、いつもはお父さんのお膝できいている子も、一歩前に一歩前にと絵本に食いつきます。「知ってるよ!それ!」と言った具合です。
絵本が終わって、前回と同じ、大きな紙が登場。今回は、子どもと共に「おおきさどうするー?」等と問いかけながらサイズを決めさせます。
前回と少し違う問いも、知っている道筋ならば、声も出ます。
そして、前回と同じ白いクレヨンの登場。 知っているので、すぐに描き出します。

前回と同じ絵を描くシーンもあれば、全く違う物に挑戦する様子も見られて、同じ画材だからこその違いに成長を感じる事が出来ました。

そこからは、前回とは少し違う画材の登場でした。前回は絵の具、今回はパステルです。
4,5月と画材をお口入れる世代の子どもたちが居なかったので、このアプローチしました。

夢中になってアートして、とても楽しい時間でした。

絵の具は、クレヨンをはじきますが、パステルはその逆でクレヨンにパステルの粉が付いていきます。

大人も子どもも「え。こんなふうになるのー」と楽しい時間です。
そこからは、さまざま白い物繋がりで、紙粘土、綿なども用意しました。

「パステルとこれはどうなるかな?」

そうするともう、試してみたくなる物でいろいろとパパやママのチカラをかりながら、気になることやってみたいこと、一体どうなるんだろう。が止まらなくなル様子は、研究者さながらでした。

面白かったのは、紙粘土と綿を混ぜるとものすごく強度のある物が出来る事でした。
壁等の強度をあげるあの要領と同じです。

子どもは、その事を発見とは思っていません。ただ、ただ、パパと楽しく遊んだ体験として残っていることでしょう。けれど身体の感覚はまた別で、あの綿と粘土が混ざった、力がいる感じが残っているはずです。
私には遊びこむ事が、5感全部を通して、学習に繋がっているようにみえてなりません。

そして、さらに心の成長としてみたときに、アートと言う画材を通して試してみること、新しい事は怖いばかりではなくて、ワクワクの種もあるのだよ。という体験がメッセージとして子どもたちにのこってると信じています。

 

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