子ども未来通信第46号 モーリーの森

子どもたちひとり一人が、自分を認めて、お互いを認め合う世の中を創り出すこと
子ども未来通信は、子ども未来の活動内容やアートワークセラピストの視点から語る子どもたちの様子や心の成長などをコラムを通して皆様にお届けしていきます。



 

田んぼでアート

今年は田植え前に大雨が降り、田んぼに水が溜まりすぎて畦(田んぼのまわりの土枠)が欠壊して田植えができるかどうか危ぶまれましたがなんとか今年も田植えに参加させて頂けました。

毎年、気候により状況が違います。

日本全国で梅雨や夏場のゲリラ豪雨の時期は川や土砂崩れなど様々な災害が懸念される時期でもあります。

山の中にある棚田は、昔から雨水を吸収しダムのように貯水して水を循環させて地下水が生活用水となり山の土砂崩れなどの災害を防ぐ役割を担ってきました。

そのためには人の手で手入れしていかなくてはいけません。

ダムのように貯水でき、土のある田んぼには
稲を害虫から守る役割のある生き物たちが沢山います。

田植えをしながら小さな生き物に沢山出会います。
カエル、アメンボ、タガメ、ミミズ、etc

田植えには小さなお子さんから大人。
沢山の方々が毎年参加されています。

みなさんは、田んぼでどんな生き物に出会っているのだろう
せっかくの機会にアートの場を設けて表現を通して少しお話できたらいいな〜と常々思っていまして
今回、アートの場を設けさせていただきました。

田んぼとアートを通して生き物の役割を知るきっかけにもなり

それはのちに自分とは何者か
自分の役割は、、、自分の使命は、、、

自分への問いに変わるきっかけになるかもしれません。

何よりアートは楽しいものなのでまずはお子さんたちに田んぼの生き物を通して楽しんでもらいました。

和紙や画用紙に白いクレヨンで色んな生き物を下書きしたものに色をつけてもらいました。

下書きに気に入った生き物がない場合は自分で描く

今回田んぼにカエルが沢山
ぴょんぴょん飛んでいてそれを子どもたちは
目撃していたようで
カラフルなカエルを描くお子さん

オタマジャクシが好きなお子さん

生き物のどんなところが好きか

田んぼで何が楽しかったか

お子さんや親御さんとアートを通して会話ができて嬉しかったです。

まるちゃんは、、、
この度、いろんな方に声かけして集客してアートの準備を手伝い
来られるお子さんたちにどの絵がいいか
聴いて  まるでアートセラピスト

まるモリ コンビを組もうかしら

まるちゃんがアートの楽しさを自然と共有している姿に成長を感じた1日でした。

上手、下手の評価ではなく
表現を楽しむ
それを思いっきり楽しんだ子たちは
その楽しみをより多くの方に共有したくなる人になっていくのかもしれませんね。

 

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