今回のテーマは「承認」
誉める子育てとも違う、誉めない子育てとも違う。
人と人が真正面から対等に繫がれる行為それが「承認」と子ども未来では考えています。
承認は、子どもをスムーズに自立に導きなおかつ自尊感情を育てる一番大切な声かけであると子ども未来では考えているので、どのアートワークセラピーのクラスでも、とても大切にしていることです。子どもたちも承認の時間が大好きで、だんだんと自分からもお友達に承認の言葉かけをするようになっていきます。
※子ども未来は、アートセラピーを学んだセラピスト達がアートワークを提供をする場です。
今回の講座で感じたのは、承認をしようとする、大人側の学びの深さについてです。承認の言葉を伝えようとして、そこに言葉を当てはめていくと「あれ?」となることがあるのです。自分の発した言葉を聞く自分が自分の価値観に気が付くのです。それは子どもを評価した上から目線の自分なのか、自分の理想を子どもに押し付けてしまっていたのかもという事に。
私という大人も未熟な人間です。であるならば、ただただ自分の発する言葉に耳を傾け、丁寧に子どもたちと向き合い、そして人間関係を温かく育んでいきたいなと思いました。
そして、承認とは、ただ子どものためにとやっていると思っていたら、自らを省みるために与えられている機会なのかもしれないと学んだ次第でした。
次回は8月18日「決める」がテーマです。自分の人生を生きるためには不可欠なこの事を是非学んでいただけたらと思います。
次の承認の会は12月15日(水)です。