2023年グロースセミナー活動報告NO.3
『チームリーダー編』

グロースセミナーのすべてに関わる人は自分の成長にもコミットしているところが素晴らしいところです。
大人は子どもに教えるのではなく、ただ同じ一人の人として、立場を違えて学んでいるだけ。そんなことを教えてくれる文章です。

 

チームキャプテン山田洋輔さんの活動報告

今年はグロースに関わって13年目、イントラとしてグロースに参加して初めてのチームキャプテン(TC)にチャレンジする事を決めました。

今まで、小学1年生からグロースに参加して来てイントラ、サポーターと様々な形でグロースに関わって来たなかで、色んな先輩のTCの姿を見て来てその役割を自分に出来るか不安で正直悩みました。
それでも、子どもの頃から参加していたグロースは学びの場でありチャレンジすることを大切だと言ってくれる場でもあったので飛び込もうと決めてチャレンジしました。

今回のイントラは3人とも子どもの頃から一緒にグロースに参加して来たメンバーでグロースのこともお互いのこともよく知った仲ということもあり、みんなと楽しみなことも不安なことも共有して、それをサポーターチームのみんなにも話をすることでき、結果につながったことがとても印象に残っています。

3日目の朝、子どもたちの起床時間前にイントラの3人で集まって1日のスタートに向けて2日目のチームで起きたことや今思ってることを話し合いました。
2日目の山登りでチームのみんなのペースが合わずに途中離れてしまったことがあったので、3日目のマウンテンバイクでは「スタートからゴールまでチームでゴールして行きたいと2人に想いを伝えました。」

今、チームでは何が起こっているのか、みんなにも伝わってイントラとサポーターが意思疎通でき、想いがつながった感覚がありました。
そのことで安心安全な環境を作り出すことが出来てその後の結果になったと感じています。
このちょっとした時間のコミュニケーションがスタッフ間の大切なチームつくりだと学びました。

そして、そういった事を経ての3日目でした。
日に日に子ども達とも、チームの絆が深まりを見せていったのです。

3日目のマウンテンバイクの実習の際に駐車場で自転車の練習をしている時に、一人の女の子が普段乗り慣れないマウンテンバイクにチャレンジしましたが、ブレーキが上手く握れないなどの点から、安全面を考慮してトレーナー判断でみんなと走るのは難しい、ということになりました。

しかしそこからが、グロースならではでした。
「乗れない」=「参加しない」でおわりにはしません。
自転車には乗らないけど他に何か出来る事はないかを話し合いました。女の子は、みんながマウンテンバイクで走ってる時に大きな声で「頑張れー」とみんなを応援すると言いました。
そのことをチームで共有し決めました。その女の子の応援に対して、私が「みんなはどうしたい?」と問いかけるとみんなからは「ありがとう」と女の子への感謝の気持ちを届けたいと言いました。
そしてそれをチームで決めてスタートラインに立ちました。

女の子はみんなの後ろを走るトラックの助手席から大きな声で「がんばれー」とずっと応援していました。
時にはトラックから降りて他のチームのみんなにも大きな声で応援してそれに対して、みんなも「ありがとう!」と返事を返していました。
チームのみんなが、初日よりも、2日目よりも、ずっと繋がって走ることがでいるように見えました。

それを見てチームの絆が深まった瞬間だと感じ、満足感と充実感でいっぱいになりました。

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