こんにちは。横浜市にある親子のアートワークセラピー教室『ぐるぐる!キングダム』です。
ぐるぐるキングダムは、2023年に15周年を迎えました。
ここまで続けてこられたのは、これまで参加してくださった皆さんや、サポーター、応援してくださった多くの皆さんのおかげです。
支えてくださった方々への感謝の気持ちと、これからも楽しいクラスを作っていくぞー!という気持ちを込めて、春休みに15周年記念イベントを開催しました。
わたしとみんなのすてきなところ展
ミニ作品展「わたしとみんなのすてきなところ展」では、全員で描いた大きな合同画を壁いっぱいに飾りました。
筆ではなく、ローラーや手足と絵の具で描いた、ダイナミックな作品です。
観ていただく方に作品そのものの迫力やエネルギーを感じてもらいたいと思いました。
そして、アートワークセラピーが「プロセスを楽しむ」ことを大事にしていることを感じていただきたいと思い、アートしている時の子どもたちの写真も展示しました。
合同画のほかに、「承認式」で作った「すてきなところカード」も、展示しました。
アートワークセラピー教室では、参加者ひとりひとりの存在を認め、感謝していることやすてきなところをお互いに伝え合う「承認式」を大切にしています。
ぐるぐるキングダムの承認式では、メンバーへの気持ちを「すてきなところカード」に描いて、交換し合いました。
「いつもおもしろいことしてくれてありがとう」
「げんきいっぱいなところがたのしませてくれるよ」
「いつもあそんでくれてありがとう」
「かわいいえがかけてすごいね」
こんなふうに気持ちを伝え合える子どもたちのことが、とても誇らしいです。
お母さんお父さんたちも、我が子だけでなく、メンバーの子どもや、大人にもメッセージを伝えてくれます。
「夢中に遊んでる姿から、パワーをもらってるよ」
「◎◎の時の作品がすてきだったよ」
などなど…
あたたかいエネルギーが溢れる時間です。
ミニ作品展でも、その雰囲気やメッセージを感じてもらえたのではないかと思います。
ワークショップ 【わたしにおめでとう】
ワークショップには、いつものぐるぐるメンバーのほか、卒業生やぐるぐるに興味のある方も参加してくださり、総勢30人で「自分におめでとうを言おう」をテーマに、アートを楽しみました。
最初に、全員に「自分におめでとうを言いたいこと」を聞きました。自分の「喜び」にフォーカスする体験です。
「バスケのシュートが入った」
「お友達がふえた」
「お花見に行けた」
「好きな電車が見れた」
「新しいクラスが楽しみなこと」
など、それぞれの「お祝いごと」を教えてもらい、アートのスタートです。
アトリエに置かれた大きな真っ白いケーキや、ガーランド、風船などを、絵の具でカラフルに染めていきました。
あっという間に会場が華やかになっても、まだまだ遊び足りない子どもたちは、絵の具と水で思い思いに遊び始めました。
絵の具を混ぜたり、体に塗ったり、大きなたらいに流し込んでみたり、、、
「やってみたい」
「こうしてみたら、どうなるかな?」
など、気が済むまで試行錯誤してみる、とてもぐるぐるらしい時間でした。
これからも、子どもたちがのびのびとアートできる楽しいクラスを作っていきたいと思います!最後まで読んでくださり、ありがとうございました。