こんにちは。埼玉県越谷市で活動している『心のアトリエ・エウレカ』のセラピストのふーみんです。
『心のアトリエ・エウレカ』は小学生を対象にしたアートワークセラピー教室で、今年の9月からスタートしました。(まだまだできたてほやほやなので会員さん募集しています!体験希望もお待ちしています!)
越谷駅近くの釘清商店さんの2Fや北越谷駅近くの北越谷地区センターで月1回、土曜日の14:30〜16:30に開催しています。
今回は9月に開催したプレ体験会の様子をお届けします!
世界一ユニークな友だちをつくろう!
エウレカのクラスで大事にしていきたいことは、なんかピンときた!というひらめき体験とそれを表現してみること。
*クラス名の『エウレカ』はギリシャ語由来の感嘆詞で、何かを発見・発明したりしたことをよろこぶ時に使う言葉。
アートをしている時に最初は自分の思い通りに表現できなくて手を動かしていたら、突然新しいアイデアが湧いてきて表現してみたらとても自分でワクワクできるものだった、そんな体験を子どもたちとたくさん体験できたらと思っています。
なんだかよくわからないけど、おもしろそう!をたくさん表現できる場にしたいからこそ、プレ体験会のテーマは”自分のおもしろいを表現する”でした。
実際のワークでは、『ぺツェッティーノ』(レオ・レオニ著)という絵本を読んで、色画用紙やセロハンを使って世界一ユニークな友だちを作りました。
『ぺツェッティーノ』は自分が誰かの部分品だと考えているぺツェッティーノ君が物語の中で色々なユニークな友だちと出会っていくのですが、絵本に出てくるようなとびきりユニークな友だちがいるとしたらどんな友だちだろう?
子どもたちそれぞれが考える、世界一ユニークな友だちをアートしました。
次々に生み出す
今回参加してくれた女の子Aちゃんは、とても可愛らしい宇宙人を作っていました。
宇宙人が食べる物や遊ぶおもちゃを作ったそうです。
宇宙人はちょうちょを捕まえて遊ぶのが好きなようで、ちょうちょを捕まえておくための虫かごもあります。
ひとつ作り終えたら「次なに作ろうかな〜」とつぎつぎに色々なものを生み出していくその子のパワフルな創造力にパワーをもらいました。
宇宙人が食べるチョコレートやカレーは宇宙人にあげられるように一口取り外せるようになっているアイデアにもワクワクしました!
承認の時間*にお気に入りポイントを聞くと、あげられるところと言っていて、その子の与えてあげるお姉さんみたいな優しさを感じました。
*アートや今日の体験について話を聞いたり、セラピストが感じたことを伝えたり、その子自身を承認していく時間。クラスの最後に必ずこの時間を設けて、大切にしています。
もう1人参加してくれた男の子Kくんは「はやくてかっこいい泳げるやつを作る!」と言って、亀を作っていました。
今回用意していたのは色画用紙やセロハンなど柔らかいものがメインだったのですが、亀の甲羅は硬くなくちゃ!ということでありとあらゆる素材を駆使して、亀の甲羅の感触も再現しようというこだわりっぷりでした。
途中他のものを作ったり、遊んだりしたものの最後にはまた集中して亀を完成させることに挑戦していた姿が印象的でした。
ひとつの作品を完成させるために試行錯誤する姿がまさしくアーティストで、かっこいい!と感銘を受けました。
一緒に作るよろこび
少人数でのワークだったため、セラピストやサポーター(一緒にクラス作りをしてくれる大人)も手を動かしながら子どもたちと一緒にそれぞれの表現をしていきました。
左の生き物のほっぺとリボンは宇宙人のアートをした女の子が可愛くするためにつけてくれたもの。
子どもたちと一緒にコミュニケーションを取りながら一緒にアートできる時間がとても嬉しかったです。
今回1番驚いたのは、子どもたちの手が全然止まらなかったこと。
お話しながらも手はずっと動いて何かを作り続けている、次々に生み出していく。
子どもたちの中に眠る創造性は無限大だなと改めて感じましたし、大人の私たちにもそのパワーはあるのでは!?と感じました。
自分も創造力をもっともっと発揮していきたいと刺激をもらえた時間でした。
次回のクラスも楽しみです!
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