子ども未来通信第48号 モーリーの森

子どもたちひとり一人が、自分を認めて、お互いを認め合う世の中を創り出すこと
子ども未来通信は、子ども未来の活動内容やアートワークセラピストの視点から語る子どもたちの様子や心の成長などをコラムを通して皆様にお届けしていきます。



 

海の恵みでART

奈良の山々に囲まれたとこで 育っている小学2年生の娘、まるちゃん。

夏休みに海を体験しました。
海はお初ではないまるちゃんですが、川と違って海の魚はやや大きいのか 足元に川魚より大きい魚が泳いでいるのと波がバシャバシャくるのが怖いらしい。
なかなか海の中に入りません。いろんな形の貝を集めてみようと 促してみました。

砂浜に打ち上げられた貝や海の中にある貝。
いろんな色や形の貝を見つけていくうちに自然の中の美しいものに引き寄せられて、海への恐怖心からもっと集めたいという好奇心や自分にとっての宝物を見つける欲求へと移り変わり徐々に海に慣れていきました。

集めた貝を見ていると 色、形、様々で 海の恵みが海辺に沢山あります。

海岸のご近所に接着剤や写真立てなど売っているお店があったのでARTしようか!とまるちゃんに提案してみたらARTして友達にあげたいとのこと。
友達のことを想像しながら 海の恵みでARTしました。貝殻の写真立てと貝殻の瓶詰め。

 

作品つくりが目標ではない

海で貝を見つける → ひろう → 触る → 閃く → 閃きを行動にする

ARTのプロセスを思い起こすとこういった行動をしています。

先日、子どものアニメでたまたま観ていた番組で言っていたセリフ。
聞いてうんうんと 共感し、テレビに向かってうなづてしまう内容でした。

ARTは、上手に作品を仕上げることだけがARTではない。形にとらわれることなくつくっている時に、楽しい!わくわくすることを体験していることがARTそのもの

子ども向けのアニメでしたがいいこと言う!!

脳の医学博士 瀧先生いわく、わくわくの好奇心は、脳の発達の原動力となり、好奇心が刺激されることでドーパミンという神経伝達物質が思考力、発想力、コミュニケーション能力、計画力といった力を司る前頭前野に流れ出し脳の発達を促すそうです。

 

子どもたちがARTを通して閃いたことをやってみるこのプロセス自体、脳の医学博士のおっしゃることを照らし合わせると 脳への刺激 すごそうですね。
子どもたちのプロセスや成長を見守るということ、子ども未来研究所ではそういった環境づくりを心がけ大事にしています。

暑い夏を体験し、実りが豊富となる秋から徐々に寒くなっていく季節に子ども達の感性も高まる時季です。
感性を表現する機会に子ども未来研究所のアートワークセラピーを体験してみませんか?
11/3文化の日に子ども未来の大イベント「アハハ!一年の実り祭り!」を開催します。

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