子ども未来通信第26号 モーリーの森

子どもたちひとり一人が、自分を認めて、お互いを認め合う世の中を創り出すこと
子ども未来通信は、子ども未来の活動内容やアートワークセラピストの視点から語る子どもたちの様子や心の成長などをコラムを通して皆様にお届けしていきます。

川べりアートセラピー

夏になると子どもが夢中になって
触りたくなる「

「水」のある自然の場所として海、湖、川がありますね。

子どもの足のくるぶしあたりの浅瀬で、緩やかな流れの川であれば、小さいお子さんも親御さんの監修のもと水に親しんで遊べますね。

夏にこそできる川辺でアート表現 アートセラピーをご紹介したいと思います。



 

① いろんな形の石をみつける

「おもしろい形の石を見つけてみよう!」
「好きだなと思う石はどれ?」  など子どもに問いかけると

あれやこれやと見つけます。
「どうしてこんな形になったんだろう この石はどんなところを旅してきたのかな」
石ころ一つで 想像力を掻き立てられます。

旅を想像することの効果性

② 積み上げてみる

いろんな石を集めたらそれを積み上げて遊んでみると・・・・

あれやこれやとおもしろく積み立てます。

石積み、大人も子どももやり始めると夢中になってどんどん積み上げたくなるんです。

石積みは、積み木と似ています。
積んでは崩れを繰り返しチャレンジする気持ちや意欲を養ったり、兄弟、友達と一緒に遊べば、共同作業により協調性や連帯感も生まれます

大きな石の下のバランスをとるのは、大きな石とは限らず「これ??」と思うような小さな石の場合もあり、置き方も「こう置く?」みたいなやり方でまさかバランスをとれるとは。。。。と自分の先入観を壊されることがあります。

大きくても小さくてもその石の特徴がわかると積みあげバランスをとりやすくなります。
石の形、色、大きさの違いは、人の個性にも似ていて、石は、私のとって「個性はあってOK!」と思い出させてくれる素材のひとつで、石に触ることは人の個性と出会う感覚と似ています。

また絵具やクレヨンなど何かを描くための道具を用いなくても「石」のように自然の中にあるものがアートの素材となり、自分の感覚を引き出すためのアートセラピーツールにもなるのです。
海の場合、「貝殻」もアート素材となります。

「石」の形や色を見て 触って 水の中に投げたり、積んだりしていると、次々と遊びがひらめいてくる、想像力と創造力を育む川べりアートセラピー

この夏、親子でぜひ体験してみてくださいね。

 

2022年夏休みの各教室スケジュール

 

オンライン教室説明会

 

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