大人の教室 活動報告

11月22日(水)大人の教室が始まりました!



 

今回のテーマは「問いかけ」

質問と問いの違いを大人の教室ではお伝えしています。

今回はこんな素敵な一言がしばしばから「問いかけは、その人の物語を引き取る、そのままを受け止めること」だと。
これは、子育てで実践しようとするとても難しいことです。
なぜなら、子どもと関わったことがある人なら、誰しも経験があると思いますが、子どもの話を聴いていると、途中で教え諭したくなったり、話の途中で心配の余りやたら質問したりしたくなるのです。

誰しも親は子どもの事を心配するし、楽しくしていて欲しい、悲しい思いをさせたくはないそう願っています。だから、子ども達の紡ぎ出す物語を聴けなくなって、その物語がハッピーエンドになるようにコントロールしたくなるのです。
そして、しばしばはこんな風に言います。「そんなとき親のあなたは、本当はどうしたいの?」親である自分にそう聴きます。「私はどうしたいんだろう。」子どもを支配したいなんて思っていない。ただただ心配しているだけ。「でも私は心配はしたくない。どうしたいんだろう。」その先の答えは、人ぞれぞれです。「笑っていたい」と思う人もいれば「子どもを信じてあげたい」「ゆずれないところがあるから言う」などいろいろだと思います。

つまり、問いかけをし、子どもの物語を引き取る時、大人も、自分に問いかけている必要があるということなのです。

クラスでは、その事をわかりやすく、学問的な考え方も交えながらお話がされました。アートタイムでは、アートワークセラピストとグループごとに問いの練習をしました。
アートはイメージを広げる楽しい時間でもあります。日常では自分の価値観がじゃましても、アートのファンタジーならば、物語を読むように聴くことが出来るのです。

そして「問いかけ」は少し時間がかかったり、話す内容が混み合うこともある。学校ではとりくみずらい課題でもあるなと思うのです。現代の速度の速い日常でそれを毎日する事はとても大変だなと感じる事もあります。

だからこそ、1ヶ月に1回でもいいから意識する日があったら良いなと思うのです。

次回は「承認」12月20日です。
大人の教室は途中からの受講も単発の受講も再受講も始め出来ます。
自分のペースで録画を視聴する閲覧受講もあります。

自分に合った学び方で「自尊感情を育てる4つのチカラ」を是非学んでください。

 

詳細はこちらから

 

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