子ども未来通信第11号 アートワークセラピストのアハハコラム

子どもたちひとり一人が、自分を認めて、お互いを認め合う世の中を創り出すこと
子ども未来通信は、子ども未来の活動内容やアートワークセラピストの視点から語る子どもたちの様子や心の成長などをコラムを通して皆様にお届けしていきます。

みなさんこんにちは。
アハハコラム担当のちゃいです。

今日は、1歳半から幼児くらいまでに鉄板の「紐遊び」をご紹介します。

これは、もともとあった「紐遊び」に、もともとある歌を歌いながら遊ぶというのを、息子と電車で遠出をする時に、暇つぶしにあみ出した遊びです。
電車だったら、二駅以上はこの遊びで繋げました。
この「紐遊び」アートワークセラピーのはじまりに歌い出すと、なぜか全員が静かになって、私の方を向いて紐を見つめるって言う笑。比較的万人受けする遊びなのでご紹介します。

病院の待合室、電車やバスの中、小さな声でお母さんが歌を歌ってひそひそと遊んだら楽しい時間になりそうですよね。
電車で、本当はあげたくないお菓子でごまかしている。スマホもほんとはいやだけど、仕方ないから見せている。習慣になってしまう前にぜひ試してみてください。
小さな絵本ももちろん素敵ですが、子どもの荷物って多いし、大変。紐ならばかさばらないのが魅力です。

【遊び方】
手のひらの中に蛇腹折りに紐をしまいます。先端を少し出して握って子どもに向けます。
お子さんが理解できないときは、まず引っ張ってみせるのがわかりやすいです。
電車で遊ぶときはお子さんに紐を引っ張ってもらうとエンドレスに遊べます。歌う速度を変えても、また楽しいです。

【どんな紐を使っているの?】
動画内で使っている紐は100円ショップで売っていたちりめん紐です。毛糸だと絡まりやすく、手がこすれたときに摩擦で痛いので、私は、子どもたちのクラスの中で使うのものはいわば商売道具なのでストレスがなく使えるように、それを使っています。しかし手軽に遊ぶなら、毛糸でもなんでもいいと思います。

【心理的にどんな効果があるの?】
そして、遊びの紹介で終わらないアートセラピストが書くコラムです!
紐という素材は、お母さんとの絆を取り戻す素材として使われることが多くあります。
アートセラピーの症例の中には、親子関係に課題のある子どもが自ら紐で遊び出したという事例もあるくらいです。
お母さんが手に握った絆の紐を、子どもが引く。遊んでいる間は繋がっています。そして、その時間は楽しい時間になる親子の絆を視覚で見える化した遊びです。
更に一歩踏み込むと、お子さんから繰り返しを求められたらこの遊びは繰り返しやることをおすすめします。繰り返しというのは、子どもの情緒を安定させるという遊びであるといわれています。親との絆を信じることが出来る子どもは、お友達、恋愛、人付き合い、さらには自分という人と繋がる事にも影響するのです。
わざわざこの遊びの為に時間を作らなくても、じっとしていなくてはならないこれからの帰省の時など試してみてはいかがでしょうか。

注)紐を放置しておくと絡まったりして危険なこともあります。小さなお子さんに一人で遊ばせるのは控えましょう。

written by アートワークセラピストちゃい


現在募集中の講座や教室情報

子ども未来では、クラスの他にも、いろんな講座があります。

子どものクラスはアートを通して、その子らしさに出逢う事ができます。
各教室素敵なセラピストがいますよ!
全国のアートワークセラピー教室

あそびの宝箱は、ご自宅でその子らしさを花開かせることができます。
月刊あそびの宝箱募集中

大人の教室も、私らしい子どもとの関わり方を見つめ直すきっかけになります。
すべて、自分を生きる事に繋がる講座です。

自尊感情を育てる4つのチカラー子どもに関わる大人の教室ー

次回のお知らせ

自然をテーマに活動続けているアートワークセラピストによる
「モーリーの森」15日頃です。
お楽しみに!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう