子ども未来通信第25号 アートワークセラピストのアハハコラム

子どもたちひとり一人が、自分を認めて、お互いを認め合う世の中を創り出すこと
子ども未来通信は、子ども未来の活動内容やアートワークセラピストの視点から語る子どもたちの様子や心の成長などをコラムを通して皆様にお届けしていきます。

暑い夏にやってみたいアートセラピー的遊び

連日、暑さを更新してこれでは夏休み乗り切れるかしらと、心配になります。
熱い中でもできる夏休みにやってみたい楽しいアートセラピー的遊びをご紹介します。

子どもたちも大好きな遊び、「氷で遊ぶ」です。

何度かこの遊びは子どもたちと、していますが、遊んでいる時に沸いて出てくる「ものがたり」を聴くのも楽しみのひとつです。
氷の世界へ冒険の旅を一緒にしているようにも見えます。
他にも、ひたすら氷をクラッシュさせる子も居たりして。それを見ているのも清々しい体験でした。

氷という素材は形を留めない素材です。だからこそ楽しめる「時の経過」がそこにはあり、まさにアートセラピーなのです。子どもの頃の無駄に思えるけれど過ごして欲しい時間がそこには流れています。ただひたすら空を見て雲が移動して形を変えるのを眺めていたり、飲み物のコップについた水滴をじっと見ていたり。大人から見たら「早く宿題やりなさいよ」と言いたくなるような過ごし方、でもそこには大切な想像力など養う時間が含まれています。

氷のような物質は時間と共に変化し、それを自分が遊んでいたもので体感できます。まったく同じものにはもう二度と戻らないこと、変化するもので遊ぶことやぼんやりと過ごすことで学ぶことがたくさんあります。
氷は水からできていること、また水に戻ること、空気が入っていない方が解けにくいこと、将来お勉強しそうな事が遊びにはたくさん詰まっています。机でお勉強を始める時、体験したことが脳の中で結びついて知識となるのです。

アートセラピー的遊びが学びや知識とつながっていきますね。

準備

用意するもの

牛乳パック、製氷器、タッパー、葉っぱ、お花

やりかた

  1. 牛乳パックは少しの洗剤で良く洗って乾かしてから使います。
  2. 製氷器は、100円ショップなどでいろいろな形が置いてますの楽しいです。
  3. 葉っぱやお花は氷の中に入れて牛乳パックやタッパーにお水を入れて凍らせると楽しいのでお子様とおでかけがてら、雑草などを採取してくるのもたのしいです。

*透明な氷で遊びたい!という方はスーパー等に板氷と言って大きめの氷が売っていることがあります。
*町の氷屋さんで小売りをしてくれるところもあるので一貫氷を調達しても楽しいです。

遊ぶ

用意するもの

タオル、トレー(桶)、霧吹き、塩、色水(食紅or絵の具)

遊ぶ

後は自由に遊ぶだけ!子どもたちは自分の発想で遊びます!

*霧吹きを近づけて氷に霧を吹くと、面白いことになります。
*塩をまぶして氷と氷を重ねるとあら不思議。面白いです。

遊んでいる様子



written by アートワークセラピストちゃい


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