11/3(木)に埼玉県朝霞の森で子ども未来のアートワークセラピーのイベントを行いました!
会を主催した心のアトリエのセラピストの内田夢人です!
この日は毎年各教室のセラピストやサポーターが集まって自身の活動に活かすためのブラッシュアップセミナーを行っているのですが、今回は各教室の子どもたちや一般参加の方も広く募集して60名ほどが集まる大きなイベントになりました。
自然豊かな朝霞の森で久しぶりに対面でのブラッシュアップセミナーが出来るので、私は子ども未来研究所としての「繋がり」を感じられたらという思いがありました。
そこで子ども未来が大切にしている「自分を認めて、お互いを認め合う」「大人も子どもも皆アハハと笑顔溢れる」そんな体験が出来たらと思い、子どもの未来の村「アハハ村」を作るワークを企画しました。
イベントの内容
初めは朝霞の森で村を作るのに自分が作りたい場所を想像して、そこに1番ぴったりだと思う素材を集めます。
丸太や大きな木の枝、どんぐりやすすきなど自然の素材が沢山ある中で、大人も子どもも夢中になって自分の好きなものを集めていました。
元々朝霞の森には米軍の基地があったそうですが、基地がなくなった後に近隣住民たちの「皆が楽しく過ごせる場所を作りたい」という希望から今の朝霞の森が出来たそうです。私はその事を子ども達に伝えてみることにしました。
すると子ども達が一斉に静まってその事をじっと聞き入っていました。
そんな素敵な想いのある場所に村をつくっていくことにしました。
「アハハ村」作りは、まず自分が作りたいもの、楽しく過ごせる場所を作っていきます。
自分の家や寝る場所、皆を招いて遊ぶ場所やブランコもあったりして、皆自分が心地良いと思う場所を作っていました。作っている時の夢中な表情、作ったものを話している時のキラキラした表情がとても印象的でした。気がつくとあちこちから笑顔が溢れているのを見てとても温かい気持ちになりました。
そして最後に「アハハ村」の旗を作りました。
旗には「アハハ村」を象徴する言葉を書きたかったのですが、3グループに分かれて自分たちが作った場所のイメージを言葉にして、その言葉を合わせて旗に書きました。旗には、
ドキドキ
たのしい思い出がいっぱい
と書かれていました。そして言葉の周りには皆が描いたアートが彩られています。その旗を見た瞬間に私は心がほっと温かくなり、笑顔が皆に広がっていくイメージが浮かびとても嬉しかったです。
その後皆で集合写真を撮ってイベントは終わりました。
今回のブラッシュアップでは教室のセラピスト自身も、楽しんで学び、子ども未来としての繋がりも感じられてとても濃いブラッシュアップセミナーになったと思っています。これからの子ども未来として皆で手を取り踏み出す一歩。そんな1日になったのではないかと思いました。
私もとても嬉しく充実感を味わいました。
皆さんの感想
- 「とても楽しかった!」
- 「外でこんなこと中々出来ないから嬉しかった!」
- 「また来たいです!」
- 「自分を尊重するという感覚がダイレクトに味わえて楽しかった」
- 「思うようなものがつくれないと悔しがる息子を見て、他者を意識したり自分の気持ちを言えるようになったなと成長を感じた。自由な場だからこそ本人の素直な気持ちがあらわれていた」