子ども未来通信 第七号 アートワークセラピストのアハハコラム

子どもたちひとり一人が、自分を認めて、お互いを認め合う世の中を創り出すこと
子ども未来通信は、子ども未来の活動内容やアートワークセラピストの視点から語る子どもたちの様子や心の成長などをコラムを通して皆様にお届けしていきます。

みなさんこんにちは。
アハハコラム担当のちゃいです。

アートセラピーに来る人々の中には、時に「自分らしさ」を見失い、羽を休めに来る人たちがいます。
そんな時、「自分らしさ」や「自分を認める力」を取り戻していくのにも有効だと言われています。

【自分らしいってなんでしょう】
「それはあなたらしい」「あなたらしくない」
言われたことありますか?私はあります。その度に「自分らしい」ってなんじゃいな?
と思っていました。正直「あなたにはどの部分の何かみえてるのですか?」と。思っていました。

【子どもたちが教えてくれた自分らしさ】
子どもと関わる中で、それぞれの個性の豊かさにはびっくりさせられます。
例えばそれは自分の好みの感触を知る、スライムつくりでの出来事でした。どれも形を留めていないし、同じようなネバネバの物体です。それが作り手が違うと驚くほど一つ一つ感触が違っていて、そこから優しを感じたり、元気さを感じたり、同じ材料なのにその子一人一人を感じる事が出来たのが私にとっての大きな発見でした。

【自分らしさは好きの集合体】
好きな感触を探求した結果が個性的なスライムたちの結果です。
「これは好き。」「これは嫌い。」更に進んでいくと、子どもたちは自分が美しいと思う美意識に出逢っていきます。それがのちのち自分の軸となるのです。そしてそれは五感すべてにおいて同じで感触を感じる手が喜ぶこと、それを見る目が喜ぶこと、鼻が喜ぶこと、舌が喜ぶこと、耳が喜ぶこと。それを育んでいくといつの間にか自分が何を大切に思っているのかが見えてくるのです。
それが「自分らしさ」だと私は思っています。「あの人らしい決断だね。あの人らしい素晴らしい考えだね。」それはその人の美意識がなせる業だと思うのです。

【わがままとは違うの?】
「これは好き」「これは嫌い」を言ってはいけない雰囲気の時もあります。
日本は、空気を読む文化があります。日本を生きる上で大切なスキルだと私は思います。
しかし、もし大切な人が、自分の感覚に気が付かず辛さを見過ごして、何もせずっと我慢していたらそれは、とても悲しいことではないでしょうか。
なぜ嫌かを伝え、周りとコミュニケーションをし、自分も皆も快適に暮らせるそうだったら素敵だと思いませんか?
私は、そこに信頼と平和があると信じています。まずは自分が「らしく」そしてそばにいる人の「らしさ」を理解するそういたいなと思っています。

written by アートワークセラピストちゃい


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